過越祭翌日の4月13日(聖暦1月15日)、全世界の神様の教会聖徒たちはキリストの犠牲を称える除酵祭大聖会を迎えた。
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除酵祭(無酵節)は出エジプト当時、イスラエルの民が過越祭を守って翌日エジプトを去って紅海を渡るまで経験した苦難を記念する祭りとして、旧約の時はこの日酵母を入れずに焼いた丸いパン(酵母を入れないパン)と苦菜を食べて先祖の苦難を記念した。
新約時代に来てはイエス·キリストが過越祭翌日午前9時から午後3時まで私たちの罪の代わりに十字架で苦しまれて息を引き取られることによって預言を成し遂げられた。
また聖徒たちは “しかし、花婿が奪い取られる時が来る。その日には、彼らは断食することになる。”(マル2:20)と言われた御言葉に従って前日の過越祭の夜12時からこの日午後3時まで断食することによってキリストの苦難にあずかった。
この日御母様は私たちの死の罪を赦されるために十字架の苦難に堪えてくださった御父様の御恵みに感謝の祈祷を献げました。また御父様が歩まれた道を推し量って悔い改める子供になって全世界に福音を伝えて犠牲と愛で魂の救いに力をつくして兄弟愛を実践するようになるようと切に求めてくださった。金湊哲牧師はキリストが苦しめられた苦難の原因は天で犯した私たちの罪だということを思い起して“私たちも苦難を忍耐して魂の救いに力をつくして御父様御母様が残された犠牲の足取りに恵ましく付いて行く者になろう”と説教した。またキリストの精神とこれを受け継いだ使徒たちの精神がまさに犠牲だったことを強調しながら“キリストの犠牲で今日の私たちが存在するように私たちもキリストの模範に従って犠牲の精神を持つ時世界福音も成し遂げられるでしょう”と伝えた。断食と礼拝を通じて除酵祭を聖別して守った聖徒たちは私たちの罪を代わって贖われた天の御父様と御母様に報いるために犠牲の精神で全世界に救いの便りを知らせて世界福音化を繰り上げるという決心と覚悟を押し堅めた。