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70億人類宣教運動に合わせて、海外各地の小都市にまで急速に教会が建てられている中、韓国でも新しい神殿建築が続いている。今回、新しい神殿が建った地域は、江原道鉄原とソウル道峰区、仁川桂陽区と南区である。6月26日、鉄原教会とソウル道峰放鶴教会で、新しい神殿の献堂式が行われた。続いて、7月10日には仁川桂陽教会と仁川南区教会の献堂記念礼拝が行われた。
各教会の献堂礼拝で、天の母は祈りと奉仕で神殿建築に真心を尽くしてきた聖徒たちの労苦を称えられ、皆に多くの祝福が注がれることを祈ってくださった。加えて、蒸し暑い夏を迎え、健康に格別に留意するようにと言われ、「死、苦痛、涙がなく、永遠に幸せと喜びだけがあふれる栄華なる天国の栄光にあずかる人は皆さん」と、力づけてくださり、「その祝福に与るまで、まっすぐに信仰を守り続けながら、熱心に天の離散家族を捜してください」と頼まれた。
献堂を祝い、神様に感謝をささげた総会長金湊 哲牧師は「教会は魂の救いに必要な命の水の真理を、すべての人に供給する場所」と言い、新しい神殿で多くの魂が命の水の源であられる天の母を悟って、救いの御恵みにあずかることを祈り求められた。また、聖徒たちに「モーセ、ギデオン、パウロ、ペトロのように、私たちは神様に選ばれた福音の使命を持つ者であり、霊的に幸運な子であることを忘れず、神様の御力をまとって、地域社会だけでなく世界各地の村や路地にまで、命の水が流れるようにしよう」と何度も呼びかけた。(黙22:17、ガラ4:26、ゼカ14:6-8、エゼ47:1-12、イザ14:24-27)。
利川長湖 院邑、栄州、聞慶、瑞山 大山邑、華城東灘2新都市など、各地で神殿建築が完了したり、進められており、献堂式はこの先も続く予定である。
鉄原教会 ⓒ 2018 WATV
悠々と流れる大橋川の横にそびえ建つ鉄原教会は、こぢんまりとした城を連想させる外観で、遠くからでもその姿が一目で確認できる。軍部隊が密集した地域の特性上、鉄原教会には軍人聖徒が多い。牧会者と聖徒たちは、彼らが軍生活に無事に適応できるように、新兵の時から礼拝に出席できるよう支援したり、相談を請け負うなど様々な方法で手助けしている。
職業軍人の聖徒たちは、立派に軍の任務を遂行することはもちろん、定期的に献血するなど、様々な善行を通して部隊内外での良い手本となっている。聖徒たちは「『やればできる』という軍人精神で、福音と奉仕に尽力し、神様の栄光を現して、地域社会の力になる」という覚悟を述べた。
ソウル道峰放鶴教会 ⓒ 2018 WATV
道峰区の地域住民は、道峰山のおかげで、都心とは思えないほど良い水と良い空気に恵まれ、人情も良いところに住んでいるという大きな自負心を持っている。聖徒たちも地域社会を美しくするため、在来市場や牛耳川周辺の浄化活動を定期的に実施している。
地下1階、地上3階建てのソウル道峰放鶴教会は、内観、外観共に、立体的な建築美が目を引く。梅雨前線の影響で、一日中、大雨に見舞われたが、献堂式は付帯施設まで空席がないほど大勢の聖徒が集まって行われた。
仁川桂陽教会 ⓒ 2018 WATV
明るくて温かい雰囲気の赤茶色のレンガと無垢材、鉄製のテラスが調和を成し、異国的な雰囲気を
醸し出している仁川桂陽教会。建物の裏側に位置した桂陽山が、美しい神殿を一層引き立てている。
瑞雲産業団地が、今年完成を目標に建設されているなど、桂陽区は仁川の発展を牽引する地域として注目されている。仁川桂陽教会の聖徒たちは、新しい神殿が、忙しい都市生活に疲れて、休息と余裕が必要な隣人たちの安息所になることを願い、聖書セミナーと家族招待会をこれからも続けていく計画だ。
仁川南区教会 ⓒ 2018 WATV
仁川の南区は7月1日付で名称が『彌鄒忽区』に変更された。彌鄒忽は『水の町』という意味で、仁
川の最初の地名だ。仁川の歴史と伝統を受け継ぐと同時に、新たな全盛時代を開いていくというのが、行政区域の名称を変えた理由だ。
仁川南区教会の聖徒たちは、新しい神殿の献堂とともに、福音の全盛時代を開いていくという覚悟を決めた。聖徒たちは「この地域には、就職するために、他の地域から来た青年たちが多い。地域住民と彼らの寂しくて空しい心を、天国への望みと神様の愛で満たすことができるように、一生懸命神様の教えを実践していきたい」という意志を明らかにした。